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Jリーグ、警告の「人違い」認める。主審が浦和DF那須のファウルを誤認

text by 編集部 photo by Dan Orlowitz

阿部雄樹
阿部勇樹は間違って警告を提示された【写真:ダン・オロウィッツ】

 Jリーグは21日、先週末17日に行われた明治安田生命J1リーグ2ndステージ第12節で提示された警告に「人違い」があったことを公表した。

 味の素スタジアムで開催されたFC東京対浦和レッズの47分、直前のプレーでFC東京の中島翔哉をペナルティエリア内で倒したとして、浦和の阿部勇樹が反スポーツ的行為高山啓義主審にイエローカードを提示された。

 しかし、これが日本サッカー協会審判委員会によって「人違い」だったことが確認され、警告対象が同じく浦和の那須大亮に変更されることとなった。試合映像にも明らかに那須が中島を倒した場面が残っていた。

 なお、このイエローカードに関してサッカー競技規則第5条で「プレーに関する事実についての主審の決定は最終である」と規定されているため、公式記録は変更されないものの、警告自体は阿部から那須に付け替えられて警告累積に算入される。

【了】

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