磐田、J1残留に向け正念場。年間13位維持も近づく降格ライン。減らしたい“最悪”のプレー

10月1日、明治安田生命J1リーグ2ndステージ第14節アルビレックス新潟戦に臨んだジュビロ磐田。J1残留争いのライバルをホーム・ヤマハスタジアムに迎えての一戦だったが、試合終了間際に決勝ゴールを許し、勝点3を献上してしまった。残り3試合、最低限の目標に向け、サックスブルーは正念場を迎えている。(取材・文:青木務)

2016年10月03日(Mon)11時39分配信

text by 青木務 photo Getty Images
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「ホーム2連勝」という低くないハードル

ジュビロ磐田を率いる名波浩監督
ジュビロ磐田を率いる名波浩監督【写真:Getty Images】

 J1残留への扉が少しずつ小さくなる一方、『降格』の二文字目は見えて大きくなっている。ジュビロ磐田は、正念場を迎えた。

「ホーム2試合で2連勝すれば、今シーズンの最低限の目標である残留を達成できる」

 明治安田生命J1リーグ2ndステージ第13節・湘南ベルマーレ戦の前日、名波浩監督の言葉だ。そして、湘南戦がスコアレスドローに終わった後は、昨シーズンの終盤戦を引き合いに出し、選手たちの奮起を期待した。

「J2の時と一緒で、残り2試合で勝ち点4を取ればフィニッシュだから。そういう意味では横浜FC戦で引き分けて、さあ大分に乗り込もうというのと同じだと思う」

 第41節で0-0、迎えた最終節を2-1で勝利し、J1復帰を決めた当時のシチュエーションの再現を狙った。とはいえ、今シーズンの2ndステージで1勝しか挙げられていないサックスブルーにとって、ホーム2連勝は低くないハードルだった。

 アルビレックス新潟戦に向けては「勝ち点を与えないことが最優先だけど、最初からドロー狙いというつもりはもちろんない」と話していた中、試合終盤は引き分けも考えた戦いをするよう選手たちに伝えた。

 ジェイは前半開始早々に脛を痛めていた。セットプレーから同点ゴールを挙げたが、流れの中での怖さが鳴りを潜めたことで、得点の雰囲気は皆無。実際、磐田が放った後半のシュート数はわずかに1本。負けが許されない状況でのドロー狙いは当然の判断だったが、1-1のままクローズすることもできず、新潟の選手、スタッフ、サポーターが喜びを爆発させる姿を見つめるしかなかった。

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