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熾烈なJ1残留争いの結末は? 4チームの運命が最終節でついに決着へ

text by 編集部 photo by Editorial Staff

j1残留争い
J1残留争い、最終節の行方は?

 Jリーグの2ndステージ第17節が3日、各地で開催される。1シーズンを通じてリーグ最終節となるが、熾烈なJ1残留争いの運命もこの1節で全てが決まる。

 最終節を残してJ2降格の可能性があるのは、年間で13位のジュビロ磐田、14位のヴァンフォーレ甲府、15位のアルビレックス新潟、16位の名古屋グランパスの4チーム。すでにアビスパ福岡と湘南ベルマーレの降格は決定しているが、最終節を終えて16位だったチームが今シーズン最後の降格チームとなる。

 自力で残留を決められるのは磐田と甲府。4チームのうち唯一アウェイを戦う磐田は引き分け以上、甲府は勝利すれば他会場の結果にかかわらず残留が決まる。

 磐田が降格となるのは、仙台戦に敗れて他3チームが揃って勝利し、且つ名古屋が得失点差でも上回った場合のみ。磐田が敗れて新潟が勝利した場合は、得失点差で新潟が上回る。

 また、甲府は鳥栖戦で引き分けだと新潟と名古屋のどちらかが引き分け以下に終われば残留が確定。鳥栖に敗れた場合は、新潟と名古屋のどちらかが敗れれば残留となる。

 新潟と名古屋は勝ち点で並んでおり、現時点で両チームの順位を決めているのは得失点差である。そのため、この2チームは揃って敗れた場合でもスコア次第では得失点差で順位が入れ替わる可能性がある。

 勝ち点と得失点差で複数チームが並んだ場合はリーグ戦全体の総得点で順位が決定する。

 なお、残留を争う4チームのうち出場停止選手がいるのは新潟のみとなっている。新潟は前節のG大阪戦で退場処分となったレオ・シルバとラファエル・シルバに加え、舞行龍ジェームズが累積警告により広島戦は出場停止。さらに、広島から期限付き移籍で加入している野津田岳人も契約上の関係で試合に出場することができない。

 残留を争う4チームの対戦カードは以下の通り。試合はいずれも13:30キックオフ。

仙台 vs 磐田(ユアスタ)
甲府 vs 鳥栖(中銀スタ)
新潟 vs 広島(デンカS)
名古屋 vs 湘南(パロ瑞穂)

【了】

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