福岡、「史上最強の3位」としてJ1昇格も…最多66失点&DFリーダー不在でJ2出直し【2016年Jリーグ通信簿】
今シーズンのJ1も全日程が終了した。この1年を振り返り、各クラブはどのようなシーズンを送ったのだろうか。今回は、最下位でJ2降格を喫したアビスパ福岡を振り返る。
2016年12月16日(金)7時00分配信
「史上最強の3位」で昇格。J1仕様の布陣に
2012年から導入された昇格プレーオフで初めてシーズン3位の優勝チームとなったアビスパ福岡。積み重ねた勝ち点も82と「史上最強の3位」がJ1でどこまで戦えるか注目が集まった。唯一にして最大の目標はJ1残留。
昇格の立役者となった中村航輔が柏レイソルへと復帰したGKには韓国からイ・ボムヨンを獲得。中盤にはフィジカルの強さが売りのダニルソンを名古屋グランパスから、J3に降格した大分トリニータの攻撃の核として活躍していた為田大貴を補強した。
決して派手ではないが、J1を戦うために必要な補強を的確に行った。
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