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Jリーグ 7年前

磐田、3年ぶりJ1も2ndステージで低空飛行。退団したジェイの穴埋めは急務【2016年Jリーグ通信簿】

シリーズ:2016年Jリーグ通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

ジェイは退団。各ポジションに即戦力の補強を

ジェイ・ボスロイド
今季限りで磐田を退団することが発表された元イングランド代表のジェイ【写真:Getty Images】

 リーグ戦14ゴールを叩き出したジェイが今シーズン限りで退団。前線からの守備は物足りず、何度かチームの和を乱しメンバーから外されることもあったが、良くも悪くも規格外だった元イングランド代表ストライカーの穴を埋めることが急務だ。

 得点感覚やシュートの上手さはリーグでも屈指であり、代わりは容易に見つからないだろう。しかし、献身的なプレーのできるFWは日本にも多く、11月29日に獲得が発表された川又堅碁はジェイとは違うカラーを出せるはず。

 また守備力の強化も求められる。カミンスキーは間違いなくリーグトップクラスのGKで、大井が最終ラインにいなければ失点はさらに増えていただろう。彼らがフル稼働できるなら問題ないが、2人ともシーズン中に離脱を経験している。

 とりわけDFラインは、神戸から獲得した高橋祥平に加えて即戦力をもうひとり確保したいところだ。

 さらにトップ下も欲しい。小林祐希がヘーレンフェーンに移籍してからは川辺駿がこのポジションを務めたが、彼は広島から期限付き移籍中の身で、来シーズンは紫のユニフォームを着ている可能性がある。松井大輔、松浦拓弥といった実力者がいるが、もう一人補強すべきだろう。

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