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Jリーグ 7年前

G大阪、新スタ元年は悔しい船出に。アデミウソン、井手口ら台頭も無冠でシーズン終える【2016年Jリーグ通信簿】

今シーズンのJ1も全日程が終了した。この1年を振り返り、各クラブはどのようなシーズンを送ったのだろうか。今回は、年間勝ち点4位のガンバ大阪を振り返る。

シリーズ:2016年Jリーグ通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images , Editorial Staff

新スタジアムが完成、アデミウソンも加入

アデミウソン
U-21ブラジル代表の経歴もあったアデミウソン【写真:Getty Images】

 記念すべき新スタジアム元年は悔しさばかりが残る1年となった。

 昨季は歴代最多の公式戦60試合という過密日程をくぐり抜けて天皇杯優勝、ACLベスト4、ヤマザキナビスコ杯準優勝という実績を残した。

 今季開幕前にはアデミウソンと藤本淳吾を獲得し、大卒No.1ルーキー呉屋大翔など新加入の若手も充実。主力級の退団はなく、満を持してリーグタイトル獲得を目指した。

 補強の目玉はやはりアデミウソンだろう。U-21ブラジル代表歴を持つアタッカーは来日1年目の昨季、横浜FMで8得点を挙げて才能の片鱗を垣間見せた。個人技を駆使した単独突破は圧巻の破壊力で、JリーグのDFたちを震え上がらせていた。

 藤本淳吾も清水エスパルス時代に長谷川健太監督の指導を受けた経験があり、チームへの順応はスムーズに進むかと思われていた。しかし、現実は厳しかった。

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