磐田、中村俊輔獲得による化学反応。高次元の所作言動が日常に。絶大な若手への影響

2017シーズンからジュビロ磐田でプレーする中村俊輔。圧倒的な実績と経験を持つ元日本代表MFは、ともに代表でプレーした名波浩監督率いるチームに何をもたらすだろうか。始動から数日が経った段階ではあるが、すでにサックスブルーには化学反応が起き始めている。(取材・文:青木務)

2017年01月20日(Fri)10時19分配信

text by 青木務 photo Tsutomu Aoki, Getty Images
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「闘莉王や嘉人みたいに勝ち点10持っている男だから」(名波監督)

ジュビロ磐田に加入した中村俊輔
ジュビロ磐田に加入した中村俊輔【写真:青木務】

 中村俊輔をいかにしてチームに組み込むか。

 2017シーズン、ジュビロ磐田がさらなる高みを目指す上で、天才レフティーは浮沈の鍵を握る存在だ。38歳とチーム最年長であり、歩んできたキャリアも群を抜く。同じく豊富な経験を誇る松井大輔も、日本代表で共に戦った男の加入を歓迎する。

「戦術眼があるし、人を動かせる人なので全体的にも良くなると思う。若い選手もすごく勉強になると思う。僕もそうだし、色々なことを聞いていければなと」

 松井だけでなく、他の選手たちもリスペクトの言葉を口にする。10番がサックスブルーの中心になるのは間違いない。

 名波浩監督は中村俊輔について「28試合出場をノルマにしている」という。コンディションが整っていればその数字も自ずと増えると予想され、勝負所での途中投入もあるはずだ。様々なシチュエーションで彼の力が必要になると思われるが、現段階では28試合を目安にしている。

「基本的に(田中マルクス)闘莉王や(大久保)嘉人みたいに勝ち点10を持っている男だから。それだけ出てくれればノルマ達成だと思う」

 指揮官の言葉からも、大きな信頼が感じ取れる。

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