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ポドルスキ、残留決断を会長に伝えたと報道。ガラタサライSDは含みを残すも…

text by 編集部 photo by Getty Images

ルーカス・ポドルスキ
ガラタサライのルーカス・ポドルスキ【写真:Getty Images】

 日本のヴィッセル神戸へ移籍する可能性が盛んに取りざたされてきたガラタサライの元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキだが、ファンのためにガラタサライ残留を選んだのだという。1日付の『gsgazete』などトルコ複数メディアが伝えている。

 報道によれば、イスタンブールを訪れたポドルスキの代理人が神戸からのオファーをクラブに伝えたが、ガラタサライのドゥルスン・エズベク会長はこれを断ったとのことだ。神戸からのオファー内容が期待する金額に届いていなかったことに加え、ポドルスキがチームにとって非常に重要な存在であることを代理人に伝えたという。

 同会長がポドルスキに会い、放出を望んでいないことを伝えたところ、ポドルスキは「ガラタサライでとてもハッピーだ。このクラブのファンを残していくことはできない。移籍のことは僕にとってもう終わった」と答えたとのこと。先週末に行われた国内リーグの試合で、ガラタサライサポーターがポドルスキの残留を強く望む様子を見せたことが残留の決断に繋がったとみられている。

 一方、ガラタサライのレベント・ナツィフォルSD(スポーツディレクター)は「日本の移籍期間の終わり(3月末)までは可能性はある」としながらも、やはりポドルスキの残留を主張している。トルコ『AMKスポル』などが伝えた。

「全て明確になった。我々は今季の終わりまでポドルスキと一緒に続けていく。シーズン終了後に改めて判断を下すことができるだろう。彼との契約は今季末で終わるわけでもない」

【了】

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