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オランダ代表の転落劇。W杯3位から3年…欧州予選敗退危機でFIFAランクも過去最低に

text by 編集部 photo by Getty Images

オランダ代表
FIFAランクで過去最低の順位に転落したオランダ代表【写真:Getty Images】

 国際サッカー連盟(FIFA)は6日、最新のFIFAランキングを発表した。

 2018年ワールドカップの開催国ロシアを除いて本大会出場一番乗りを果たしたブラジルが1位に返り咲くなどの変動が見られた中で、オランダは3月の21位から32位に転落した。

 FIFAランキングの計測が始まった1993年以降、オランダの最低順位は1997年と今年3月の21位だったが、今回の32位は過去最低の順位だ。

 先月25日に行われたワールドカップ欧州予選ではアウェイでブルガリアに0-2の完敗。グループAの6チーム中4位に順位を落とし、ワールドカップ出場が危ぶまれている。

 2010年南アフリカ大会では準優勝、2014年ブラジル大会では3位と近年のワールドカップでは好成績を収めているオランダ。しかしその後は低迷が続き、EURO2016(欧州選手権)では出場国数が拡大されたにもかかわらず予選で敗退し本大会出場を逃している。

 ブルガリア戦後にはマンチェスター・ユナイテッドに所属する同国代表DFダレイ・ブリントの実父であるダニー・ブリント監督の解任が発表されるが、いまだ後任は未定のままだ。

 かつてはかのヨハン・クライフを擁して一世を風靡したオランダだが、近年は大きな危機に陥っている。

【了】

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