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浦和、ブラジル代表擁する中国強豪にリベンジ! PK2本与えるも失点せず

text by 編集部 photo by Getty Images

浦和レッズ
上海上港を下した浦和レッズ【写真:Getty Images】

【浦和レッズ 1-0 上海上港 ACL GS第4節】

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)・グループF第4節が11日に行われ、浦和レッズは中国の上海上港にホームで1-0の勝利を収めた。

 前回のアウェイでの試合で2-3の敗戦を喫した借りを返したい浦和は、その前回対戦で退場となった興梠が出場停止のため欠場し、ラファエル・シルバがACL初先発。一方の上海上港も、かつてJリーグでプレーしたブラジル代表FWフッキが負傷のため欠場した。

 浦和は開始からわずか数十秒でビッグチャンスを迎える。左サイドの宇賀神からのクロスに合わせたラファエル・シルバのシュートは右ポストを叩き、惜しくも先制点はならなかった。

 上海上港も34分に呂文君のシュートがポストを叩くなど反撃を繰り出したが、前半終了間際に先手を取ったのは浦和。青木の縦パスをズラタンがエリア内で収め、ボールを受けたラファエル・シルバが3人のDFに前を防がれながらもシュートを左隅に突き刺した。

 後半開始からは上海上港が同点ゴールを目指して猛攻を繰り出す。GK西川の攻守などでしのいでいた浦和だが、65分にはエリア内に侵入したブラジル代表MFオスカルを倒してPKを与えてしまう。だがオスカルのシュートに対して西川が見事に反応しゴールを許さなかった。

 さらに75分、上海上港のクロスを槙野が腕で止めてしまう形となり、これもPKの判定。オスカルが再びペナルティースポットに立ったが、1本目の失敗で力みすぎてしまったのか、シュートは大きくクロスバーの上を越えていった。

 そのまま1点を守り抜いた浦和は、アウェイでの敗戦のリベンジに成功。勝ち点9で上海上港に並び、直接対決のアウェイゴール数によりグループ首位に浮上した。

【得点者】
44分 1-0 ラファエル・シルバ(浦和レッズ)

【了】

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