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群雄割拠Jリーグ、6連勝の柏が暫定首位に浮上。浦和は興梠ハットも勝てず

text by 編集部 photo by Getty Images

中川寛斗
柏レイソルの中川寛斗【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J1リーグの第12節が20日に各地で開催された。14時からは5試合が行われている。

 前節の大勝で首位に返り咲いた浦和レッズは、ホームで清水エスパルスと対戦。得点ランク首位の興梠慎三が見事なオーバーヘッドキックで24分に先制点を奪うと、57分には再び興梠がヘディングで決めてリードを2点に広げる。

 だが清水もそこから反撃に転じ、64分からの7分間で立て続けに3点を奪って試合をひっくり返す。チョン・テセの2得点とチアゴ・アウベスの1得点でスコアは2-3に。だが直後の74分、またしても興梠が決めて今季2度目のハットトリックを達成。打ち合いは3-3のドローに終わっている。

 ジュビロ磐田対柏レイソル戦は、前半終了間際にクリスティアーノのゴールでアウェイの柏が先制する。74分にもクリスティアーノのクロスから中川寛斗がゴールを奪い、柏がリーグ戦6連勝となる白星を挙げた。

 呂比須ワグナー新監督の初陣となったアルビレックス新潟はホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦。66分にカウンターからホニが奪った1点が決勝点となり、1-0の勝利で新監督デビュー戦を飾った。

 サンフレッチェ広島はヴァンフォーレ甲府に先制を許したが、逆転して2-1で勝利。横浜F・マリノス対ベガルタ仙台の一戦は1-1の引き分けに終わっている。

 この結果、柏が浦和を上回って暫定首位に浮上。ナイトゲームで首位浮上の可能性があるガンバ大阪の結果を待つ。下位では広島と新潟がともに勝ち点3を加えたことで、大宮アルディージャが暫定で最下位に転落している。20日の14時キックオフで行われた5試合の結果は以下の通り。

浦和 3-3 清水
横浜FM 1-1 仙台
甲府 1-2 広島
新潟 1-0 札幌
磐田 0-2 柏

【了】

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