【U20】圧巻の堂安。イタリアの守備こじ開けた、発想すら異次元のドリブル突破【西部の目】

27日、2017 FIFA U-20W杯グループステージ第3節が行われ、日本はイタリアと2-2で引き分け、決勝トーナメント進出を決めた。開始早々に2点ビハインドを背負う厳しい展開となったが、そこからガンバ大阪の堂安が圧巻のパフォーマンスを披露。イタリアの組織的守備を2度にわたってこじ開けて見せた。(文:西部謙司)

2017年05月28日(Sun)11時44分配信

シリーズ:西部の目
text by 西部謙司 photo Getty Images
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店じまいのイタリアから2点を奪う

U-20日本代表の堂安律。2ゴールを決め、チームを決勝トーナメント進出に導いた
U-20日本代表の堂安律。2ゴールを決め、チームを決勝トーナメント進出に導いた【写真:Getty Images】

 早々にイタリアが2点をリードしたことで、日本にとっては難しい試合になった。逆にいえばイタリアにとってはイージーな試合になったわけで、それが結果的に日本にはプラスに作用した。

 裏をつかれての2失点は守備の不安定さを露呈していた。守勢に回れば日本の良さは出ない。しかし、2点のリードによってイタリアは引いて構えるようになった。無理に追加点を狙う必要はなく、日本にボールを持たせておいてカウンターを狙えばいい。イタリアが引いたことで日本の攻勢となり、堂安の2ゴールにつながった。

 最後の数分、引き分けで十分のイタリアに攻める気はなく、日本も2-2ならグループリーグ突破なので無理に奪いにいかない。イタリアがDFとGKの間で延々とパスを回しながら試合終了となった。2点先行されたことで、イタリアに事務的なプレーをされてしまったのはやや残念だが、それでも同点まで持っていけたことは日本の攻撃力を改めて印象づけた。

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