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吉田麻也、シリア戦は「仮想イラク」。昌子について「スピードも強さもある」

text by 編集部 photo by Getty Images

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吉田麻也【写真:Getty Images】

 日本代表は6日、シリア代表との親善試合およびロシアW杯アジア最終予選・イラク代表戦に向けて練習を行った。

 シリア戦を翌日に控え、吉田麻也は「仮想イラクなので、守備からいい形で入りたい。前線に割といい選手が多いので、うまく対応しなきゃいけない。ただ基本的に僕らがボール回す時間が長くなると思うし、ピッチもいいので、スピード感のあるパス回しで相手を崩せれば」と抱負を述べた。

 CBのパートナーが気になるところだが、昌子源の抜擢も考えられる。吉田はこう語る。

「源はスピードも強さもあるし、コーチングもすごくいい。ただ僕自身があんまり一緒にパートナーを組んでやったことがないので、しっかり試合前から詰めなきゃいけない。イラク戦に向けて源だけじゃなく、どの選手とやるにしても連係の部分は深めてかないといけない」

 鹿島アントラーズのディフェンスリーダーの成長を、吉田も感じ取っている。

「Jリーグでいいシーズンを何年も送って、年末には(クラブW杯でレアル・マドリーなど)世界トップのチームと戦った。本当はもっともっと海外のいい選手たちと戦ってほしいなっていう気持ちもありますけど、自分ができることを精一杯やっていると思う。そういう選手にこういうチャンスが巡ってくると思うんで、あとは掴むかどうかは本人次第だと思います」

 ハリルジャパンの守備を束ねる吉田は、昌子の台頭に期待している。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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