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昌子源、失点に絡むも下を向かず。「DFはやられて成長するポジション」

text by 編集部 photo by Getty Images

昌子源
日本代表の昌子源【写真:Getty Images】

【日本 1-1 シリア 国際親善試合】

 日本代表は7日にシリア代表との国際親善試合を戦い、1-1の引き分けに終わった。フル出場を果たしたDF昌子源が試合を振り返りコメントしている。

 代表で3試合目の出場となる昌子は先発に起用され、吉田麻也とCBコンビを組んだ。だが後半立ち上がりの48分にはシリアのクロスに対してマークを外し、FWマルドキアンに先制点となるヘディングシュートを許してしまった。「失点シーンはショートコーナーだったし、19番(マルドキアン)は元々、俺のマークだった」と昌子は反省の言葉を述べている。

 だが、失点を必要以上に気に病むつもりはないとも主張。「失点したからとくよくよしていたら、次やられると思う。Jリーグで100何試合出させてもらって、その間に何十回も失点に絡んできているので。そういうところでくよくよする必要はない」と語った。

「いっぱい失点に絡んで今の立ち位置にいると思う。鹿島(アントラーズ)でもよく言うんですが、DFはやられて成長するポジションでもあるので。もちろん反省はしますが、またこれで成長できると思います」

 失敗を成長への糧として受け入れつつ、ポジティブな面に目を向けようとしている。「後半の最後の方は確実に、(長友)佑都くんや(吉田)麻也くんとの連携も良くなっていったと思う。代表でまだ3試合目だし、これからどんどん成長していく中で、大きな一歩だったと思います」と昌子はさらなる前進を誓った。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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