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W杯予選で苦しむアルゼンチン、新体制初戦でセレソン撃破

text by 編集部 photo by Getty Images

リオネル・メッシ
ブラジル代表と対戦したリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

【ブラジル 0-1 アルゼンチン 国際親善試合】

 9日にブラジル代表対アルゼンチン代表の国際親善試合がオーストラリアで行われ、1-0でアルゼンチンが勝利を収めた。

 ホルヘ・サンパオリ監督の初陣となったアルゼンチンは、6分に最初のチャンス。ディバラのパスにディ・マリアが抜け出してペナルティエリア左に侵入したが、シュートがポストに嫌われた。

 その後はブラジルもリズムをつかんでコウチーニョが決定機を迎える場面もあったが、こちらもゴールは奪えない。

 先制点はアルゼンチン。前半終了間際のCKでショートコーナーを使ってディ・マリアが中へ入れると、一度ポストに嫌われたボールをメルカドが詰めて1-0で折り返した。

 後半はブラジルが押し込む時間が目立ったものの、同点弾は生まれない。ブラジルは終盤、ガブリエウ・ジェズスが担架で運ばれてピッチを出るトラブルもあり、最後まで追いつくことはできなかった。

 アルゼンチンは新監督体制で白星スタート。ワールドカップ南米予選で5位と苦しい状況が続くが、ここから調子を上げていきたいところだ。

【得点者】
45分 0-1 メルカド(アルゼンチン)

【了】

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