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日本代表 7年前

英国人が見たイラク戦「日本はシュートを打って!」「ハリルの采配は良くない」

シリーズ:英国人が見た○○戦 text by 編集部 photo by Getty Images , Editorial Staff

「ヨーロッパ組にこの日程はキツい」「遠藤は冷静にプレーしていた」

イラク代表ゴール前でイラクに一瞬の隙を突かれて同点に【写真:Getty Images】

――後半が始まりました。ピッチコンディションが悪いせいか、バウンドが乱れて大迫と原口がシュートを打ち損ねてしまうシーンが見られます。
「日本はタッチしすぎだけどね。コントロールしてボールを動かすよりも、シュートを打って!」

――62分、井手口が頭部を打って途中交代となりました。日本はまた中盤に怪我人が出てしまいました…。代わって今野が出場します。
「今野は安定感があるから大丈夫だね」

――その直後、原口に代えて倉田を投入しました。
「元気のエネルギーはそろそろ限界だね」

――しかし日本は72分に失点。吉田と川島がルーズボールを処理しきれず、ゴール前の混戦から最後はカミルに押し込まれてしまいました。
「ヨーロッパ組にとってこの日程はキツい。6対2だったのにね…。ミスの責任は吉田だけではなかった。これだけ人数がいたら誰かがコントロールをしないと」

――これから得点を奪うためには何が必要なのでしょうか?
「積極的な姿勢。そして攻撃は遅すぎる。でもこの暑さの中でエネルギーはまだ残っているかな…」

――結局1-1のまま試合が終わりました。90分間、どういう印象でしたか?
「天候は間違いなく影響を与えたと思うけど、またディフェンスの集中が問題だったね」

――日本で一番良かったと思う選手は誰でしたか?
「誰かな…。特に目立った選手はいなかったけど、遠藤は冷静にプレーしていた」

――今日は勝ち点1で終わりました。この結果はオーストラリア戦に向けてどのように影響があるのでしょうか?
「良い影響を与えることはないと思うけど、オーストラリア戦は2ヶ月後だから時間がある。日本はまだ首位だし、自力でW杯出場を決めることもできる」

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