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J1後半戦がスタート。C大阪が柏との上位対決を逆転で制して首位浮上!

text by 編集部 photo by Getty Images

セレッソ大阪
セレッソ大阪が柏レイソルに勝利【写真:Getty Images for DAZN】

【セレッソ大阪 2-1 柏レイソル J1 第18節】

 明治安田生命J1リーグの第18節が8日に行われ、セレッソ大阪と柏レイソルが対戦した。

 先週末の第17節に続いて、水曜日にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の影響で順延されていた試合も消化され、今季のJ1は前半戦全日程を終了。昨季王者の鹿島アントラーズが首位でターンすることになった。折り返し点を回っての後半戦初戦では、その鹿島を追う2位のC大阪と3位の柏が激突した。

 柿谷が守備陣を翻弄して上げたクロスから杉本のヘッドがわずかにクロスバーの上を越えるなど、序盤にゴールを脅かしたのはホームのC大阪。だが柏も徐々に押し返し、前半の中盤にかけてはゴールに迫る場面を増やしていく。

 41分、柏はその流れを得点に繋げて先制することに成功する。右サイドでボールを持ったクリスティアーノがラインの裏へ絶妙なアーリークロスを上げると、ダイビングヘッドで飛び込んだ武富がピンポイントで合わせ、ゴール左隅に先制点を叩き込んだ。

 後半に入っても柏が引き続き攻勢に立つ展開となっていたが、次のゴールを奪ったのはC大阪の方だった。2枚替えで柿谷らを下げた直後のCKで、クロスの競り合いからこぼれたボールを杉本がシュート。大津がゴールラインのカバーに入ったが止めきれず、ボールはラインを割って同点ゴールとなった。

 これで勢いに乗るC大阪は70分、一気に試合をひっくり返してしまった。右サイドの水沼からのクロスにソウザが中央で合わせ、丁寧なシュートをゴール左隅へ。これが決まってスコアは2-1となる。

 そのまま両チームにゴールは生まれず、C大阪はリーグ戦3連勝。最近8試合で7勝1分けの好成績を収め、FC東京と引き分けた鹿島を上回って首位に浮上した。柏は連続無敗のストップした前節に続いて2連敗を喫している。

【得点者】
41分 0-1 武富孝介(柏)
61分 1-1 杉本健勇(C大阪)
70分 2-1 ソウザ(C大阪)

【了】

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