香川真司、完全復活へのステップ。2点リードで与えられた高度な「仕事」

ボルシア・ドルトムントは26日、ブンデスリーガ第2節でヘルタ・ベルリンをホームに迎え、2-0で勝利した。63分から投入された香川真司には、確かな役割があった。 (取材・文:本田千尋【ドルトムント】)

2017年08月27日(Sun)11時57分配信

text by 本田千尋 photo Getty Images
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2試合連続ベンチスタートの香川。投入は2点リードになってから

香川真司
ヘルタ戦もベンチスタートだった香川真司【写真:Getty Images】

 また1つ、前進した。ボルシア・ドルトムントがヘルタ・ベルリンを迎えたブンデスリーガ第2節。アップを続けていた香川真司が呼ばれたのは63分のことだ。ペーター・ボス監督から「最後の3分の1の中で違いを作れ」と指示を受けた背番号23は、ゲッツェとの交代でピッチに入っていった。ポジションはインサイドハーフ。香川が同ポジションを務めるのは、今季ではこれが初めてのことである。

 その時、スコアは2-0でドルトムントがリード。ヘルタは格上相手に決して自陣に引き籠もろうとはしなかった。ディフェンスラインを高めにして守備ブロックを形成し、ボールを奪えば攻撃に転じようとする。しかしヘルタが守備から入ったことで、ドルトムントは必然的にボール・ポゼッションで上回ることになった。敵の高めのライン設定によって、黒と黄色のホームチームは、少なからず「最後の3分の1」でスペースを見つけることができた。15分には、前線に上がったワンボランチのシャヒンが、ペナルティエリアの左の角から入れたアーリークロスを、オーバメヤンがダイレクトで合わせて先制。熱に浮かされたスタジアムの雰囲気に乗せられたドルトムント。前節ボルフスブルク戦に続いて、攻守の切り替えに余念はない。集中して優位にゲームを進めた。

 後半に入ると、前半に比べてヘルタはプレスを掛けてくるようになったが、それでもドルトムントの優勢に変わりはない。オーバメヤンが中盤に下がってボールを受け、フィリップとプリシッチの両ウインガーがシュートまで持っていく。57分にはシャヒンのスーパーミドルが炸裂。こうして2-0とリードが広がり、有利な展開で、香川は投入されたのだ。

 しかし香川によれば、試合が「決まっている感はなかった」という。

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