ハリルJ、新3トップ誕生か。武藤嘉紀が吹き込む新風、NZ戦で掴みたいポジティブな成果

日本代表は6日、来年のロシアW杯に向けてニュージーランド代表との親善試合に臨む。本田圭佑や岡崎慎司が招集外となっている一方、彼らに頼らない新しい形を模索しなければならない。それゆえ今回の試合で採用される可能性のある新たな3トップがもたらすポジティブな効果に期待が膨らむ。(取材・文:元川悦子)

2017年10月06日(Fri)11時51分配信

text by 元川悦子 photo Getty Images
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ベテラン不在。20代FW陣にアピールの絶好機

武藤
1トップでの出場が有力視されていた武藤嘉紀だが…【写真:Getty Images】

 2018年ロシアW杯への生き残りを賭けたサバイバルマッチの第一弾となるニュージーランド戦(豊田)が6日に行われる。日本代表は1日から愛知県内で強化合宿を行ってきたが、左太もも裏に張り訴えて全体練習に合流できていない原口元気(ヘルタ・ベルリン)を除く23人がプレーできる状態に仕上がっている。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が誰をどのように起用するか、チームに新たな可能性がもたらされるのか。そこはしっかり見極めなければならない。

 東口順昭(G大阪)、槙野智章(浦和)、香川真司(ドルトムント)らアジア最終予選終盤は出番がなかった面々がスタメン起用されると見られるが、やはり注目はFW陣だろう。2010年南アフリカW杯から代表をけん引してきた本田圭佑(パチューカ)と岡崎慎司(レスター)のベテラン2人が揃って選出されていないだけに、20代のアタッカー陣にとってはアピールの好機に他ならない。

「チャンスをもらえればしっかり目に見える結果を残せればいいかなと。インパクトを残して立場を確立させる? そういうことも思いながら、とにかく積極的にやりたいなと思います」と久保裕也(ヘント)がかつてないほどのギラギラ感を前面に押し出したように、FW陣は闘志をみなぎらせている。

 今回の1トップに関しては当初、武藤嘉紀(マインツ)の起用が有力視されたが、ハリルホジッチ監督が前日会見で「例えば、来週金曜日に試合がある選手もいる。そういった沢山の要素を考えながらバランスよくチームを作っていきたい」と発言したように、10月13日にブンデスリーガの公式戦を控えるケルンの大迫勇也は代表からクラブ合流までの間隔を長く与えなければならない。このため1戦目のニュージーランド戦で先発入りし、10日のハイチ戦(横浜)は温存される形が濃厚となった。

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