セネガル国旗【写真:Getty Images】
ロシア・ワールドカップ(W杯)アフリカ最終予選の試合が現地時間の10日に行われ、セネガル代表が南アフリカ代表にアウェイで2-0の勝利を収めた。この結果、セネガルのW杯本大会出場が決定している。
グループDの南アフリカ対セネガル戦は昨年11月に一旦開催され、ホームの南アフリカが2-1の勝利を収めたが、主審が意図的な誤審を行ったとして大きな騒動が発生。最終的に主審に対しては永久追放の処分が下され、試合結果を無効として再試合が行われるという異例の事態となった。
これにより、各チームとも最終予選が残り1試合のみとなる中で、南アフリカとセネガルのみ2試合を残していた。グループDはブルキナファソ、カーボベルデも含めた4チーム全てに予選突破の可能性が残されていたが、首位に立つセネガルは10日の南アフリカ戦に勝てばその時点で突破が決まる状況だった。
試合は12分、プレミアリーグのウェスト・ハムに所属するFWディアフラ・サコの得点でセネガルが先制。38分には南アフリカのオウンゴールで追加点を奪い、そのまま2-0で勝利を収めた。
セネガルのW杯本大会出場は、初出場で準々決勝進出を果たした2002年日韓大会以来4大会ぶり2度目。アフリカからはナイジェリア、エジプトに続く3つ目の出場決定国となった。残り2つの出場国は現地時間11日に行われる試合で決定する。
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