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ハリル、国内組にフィジカル向上を要求「リズムについていけるのは蛍だけ」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ヴァイッド・ハリルホジッチ監督【写真:Getty Images】

【日本 0-1 ベルギー 国際親善試合】

 日本代表は現地時間14日、国際親善試合でベルギー代表と対戦し0-1で敗れた。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は試合後、Jリーグでプレーする選手たちに向け「フィジカル的なところを上げてほしい」と要求した。

「フィジカルコンディションがもう少し上がれば、攻守でより良い戦術が使える。特に国内組。12月にトーナメント(E1サッカー選手権)があるが、その中で国内組からA代表に入るのかどうかという決断がなされると思う」

 この日のベルギー戦で国内組は、槙野智章、山口蛍、井手口陽介、長澤和輝が先発し、杉本健勇が途中出場している。代表デビュー戦となった長澤について指揮官は「初めての試合にしては本当に良かった。たくさん走り、守備もたくさんしてくれた。簡単ではない相手に対してどのようなプレーを見せるかという中では、私は満足している」と評価した。

 一方で、日本でプレーする面々について「やっぱりリズムになかなかついていけないなと」とも述べている。そして、「蛍だけがフィジカル的な能力が少し高い。こういった試合のリズムに十分ついていけるのは蛍。他の選手はまだまだ」と指摘した。

 指揮官の求める水準に国内組がどこまで近づけるか。代表生き残りをかけたサバイバルが再び始まる。

(取材:植田路生、文・構成:編集部)

【了】

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