英国人が見た中国戦「まるで日本のベッカムだ!」「今後も生き残れるのは…」

2017年12月13日(Wed)10時00分配信

シリーズ:英国人が見た○○戦
text by 編集部 photo Getty Images
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「昌子はまだリーダーになれていない」

昌子源
昌子源は3人がA代表デビューという経験の少ないディフェンスラインを懸命にまとめ上げた【写真:Getty Images】

ーー前半はあまり動きがなく0-0でした。後半、日本はどうしていけばいいでしょうか?

「このまま続ければいいと思う。日本の前半はだいたい静かだし、パニックにならずに続けること。土居も伊東もいいプレーができているから、サイドを生かしたい。中国の攻撃はあまり怖くないので、ディフェンスは今まで通りで大丈夫だと思う」

ーー後半も開始早々にチャンスが訪れました。

「両サイドに伊東、土居というウィンガーとして起点になれる選手がいるから、そこに出せば形になる。北朝鮮戦は小林と倉田が両サイドにいたけど、彼らはもともとウィンガーではないし、やっぱり中央でプレーした方が生きるね」

ーー昌子の背中をとられて大ピンチになってしまいました。

「昌子の周りは今日が全員がデビューだよね。彼はそれで責任を感じているかもしれない。普段は吉田(麻也)がいて、彼がリーダーをやってくれるけど、今日はそうはいかない。昌子がリーダーになって周りの選手を動かしたり、カバーしたりしなければいけない。それでいまのようなミスが起こってしまったのかもね」

ーー昌子はこれから日本代表の競争の中でどんな存在になっていく必要があるのでしょうか?

「昌子はリーダーになれないわけではないけど、センターバックとしてまだピークにきているわけではない。それは5年先くらいだと思う。まだ日本代表ではリーダーにはなれていないかな。鹿島ではリーダーかもしれないけれど、いまはそれよりも周りの選手のことを考えなければいけない状況。4バックのうち3人は鹿島の選手でも、うち2人は今日が代表デビューで、植田は本来のポジションではない。昌子は色々考えなければいけないはず。彼のマンツーマンディフェンスは問題なくいい。だけどラインコントロールとかはまだまだ。いまの状況を見ても、ディフェンスラインが完全に揃っているとは言えないよね」

ーー植田が鋭いクロスを送りましたが、中央でうまく合わず。あんなアイディアを持っているとは…。

「でもいいクロスかどうかは微妙なところだね。確かにGKの前に速いボールを送るのはいい選択だけど、しっかりFWがリスクを負って入ってきていなければいけない。いまは誰にも合わなかった」

ーーまた井手口がペナルティエリアの外からミドルシュートを打ちました。

「また狙ったね。いいんじゃない? フランク・ランパードも完全にゴールに入るわけれはないけど、DFに当たったり、GKがミスするかもしれないという場面でよくシュートを狙っていた。それでいくつものゴールを決めていたよね。W杯ではペナルティエリア内でチャンスが生まれることは少ないだろうし、外からシュートを打っていく姿勢はとてもいいと思う」

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