C大阪が天皇杯を制す【写真:Getty Images for DAZN】
【C大阪 2-1 横浜FM 天皇杯決勝】
元日に行われた天皇杯決勝は、延長戦の末にセレッソ大阪が横浜F・マリノスを2-1で下した。C大阪はルヴァンカップとの2冠を達成している。
C大阪は開始6分に清武にチャンスが訪れるがGKの好守に阻まれて先制ならず。
すると8分に横浜FMがリードした。左サイドの低めの位置から下平がクロスを入れると、伊藤がフリーで走り込んで胸トラップ。見事なコントロールでシュートに持ち込み、冷静にゴールネットを揺らした。
先制した横浜FMは、前半の主導権を握る。ただ、2点目を奪うには至らず、前半終了間際には山中が負傷。アディショナルタイムに遠藤が投入されてハーフタイムに入った。
1点を追うC大阪は65分に同点弾。水沼が1人かわしてミドルシュートを放つと、GKは弾くのがやっと。正面にこぼれたボールを先に触ったのは横浜FMだったが、そのボールを山村が拾ってゴールに突き刺した。
その後はC大阪が逆転弾を目指して積極的に仕掛けるも、互いに2点目は生まれず、試合は延長戦に突入する。
30分間の延長戦で、スコアはすぐに動いた。95分、C大阪は左サイドから山村がファーサイドにやわらかいクロスを入れると、横浜FMはGK飯倉が中途半端に飛び出す。走り込んだ水沼がヘディングで合わせ、ボールは無人となったゴールに入った。
C大阪は残り時間を守り抜く戦いにシフト。横浜FMはスペースがなく、なかなか突破口が見つからない。そんな中でも117分にウーゴ・ヴィエイラが枠内にヘディングシュートを放ったが、GKに止められた。
試合は2-1のまま終了。C大阪が2冠を達成した。
【得点者】
8分 0-1 伊藤翔(横浜FM)
65分 1-1 山村和也(C大阪)
95分 2-1 (C大阪)
【了】