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今夜ブンデス再開。まずはバイエルン登場。後半戦の見所は…

text by 編集部 photo by Getty Images

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W杯イヤーのブンデスリーガが今夜リスタート【写真:Getty Images】

 今夜、ドイツ・ブンデスリーガ1部が再開する。約1ヶ月の中断のあと、各クラブがどのようなリスタートを切るのかに注目だ。

◆レバークーゼン対バイエルン・ミュンヘン
(日本時間1/13 4:30キックオフ)

 ブンデスリーガ後半戦のオープニングゲームは、「へアプスト・マイスター(前半戦の王者)」のバイエルンと4位レバークーゼンの一戦だ。

 7シーズン連続で前半戦首位のバイエルンは、2位との勝ち点差が11。優勝に向かって突き進んでいる。しかし、後半戦初戦はバイエルンにとって鬼門のようで、リーグ公式サイトによれば、1試合あたりの平均獲得勝ち点が「2.0」のバイエルンは、年明け初戦の平均獲得勝ち点が「1.7」となっており、やや苦手としているようだ。FWロベルト・レバンドフスキ、DFマッツ・フンメルスと、攻守の要を欠く可能性が高いことも不安要素と言えるだろう。

◆ボルシア・ドルトムント対ヴォルフスブルク
(日本時間1/15 2:00キックオフ)

 MF香川真司擁するドルトムントは、3位で前半戦を折り返した。首位とは勝ち点13差。逆転優勝は厳しいと言わざるをえないが、前半戦の終わり方は悪くなかった。12月に指揮官の交代を決断、ペーター・シュテーガー監督を迎え、復調の兆しを見せている。特に香川はパフォーマンスが上がり、ゴールやアシストも記録している。

 この流れを後半戦につなげるためにも、リスタートは大事だ。ヴォルフスブルクは12位と厳しい状況なだけに、今後に弾みをつける意味でも勝ち点3が欲しい。

◆そのほかのブンデスリーガ第18節:日本人選手の活躍は…

 今冬の移籍が噂されている原口元気が所属するヘルタ・ベルリンは、アウェイで浅野拓磨のシュトゥットガルトと対戦する。

 酒井高徳と伊藤達哉が所属するハンブルガーSVは、敵地でアウクスブルクと対戦だ。長谷部誠と鎌田大地のフランクフルトは、ホームにフライブルクを迎える。武藤嘉紀擁するマインツは、ハノーファーとのアウェーゲームだ。

 ケルンはボルシア・メンヒェングラッドバッハと対戦。前半戦に勝ち点6しか稼げず最下位に低迷しているケルンは、17試合で得点がわずか10。大迫勇也は1得点のみとなっており、後半戦の爆発に期待したい。だが中断期間中に肺炎を患ったため、ボルシアMG戦は欠場する見通しとなっている。

 ブンデスリーガは首位バイエルンが独走状態だが、2位から11位までが勝ち点7の中にひしめく大混戦となっている。良い形で後半戦を始めるのはどのクラブだろうか。

【了】

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