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一発退場の川島永嗣に同情と酷評。「接触なかった」との一方で採点「2」も

text by 編集部 photo by Getty Images

川島永嗣
メスの川島永嗣【写真:Getty Images】

 フランス・リーグアン第22節の試合が現地時間の21日に行われ、モナコがメスに3-1の勝利を収めた。メスの日本代表GK川島永嗣は8試合連続の先発で出場したが、退場処分で試合を終えてしまった。

 試合は前半終了間際にモナコが先制。後半立ち上がりの50分にはモナコのFWアダマ・ディアカビがスルーパスを受けて前線へ抜け出し、川島はエリア外まで飛び出してのスライディングで対応したが、ボールに触ることはできずディアカビは転倒。このプレーで一発レッドカードを提示されてしまった。

 フランスメディアでは、川島に対して同情的な論調もある。『レキップ』紙は、「GKとモナコの選手の接触は軽いものに見えた」と記述。『パリジャン』紙は「相手FWには触っていないように見えた」と、退場の判定は厳しいものだったという見方を示している。

 一方、『maxifoot』ではこの試合の川島に対し、採点「2」と両チームの全選手中で単独最低点をつけた。FWラダメル・ファルカオとの1対1を止めたあと別の選手に決められた1失点目は「不運だった」としながらも、退場に関しては「ディアカビはうまくプレーしたが、接触はしっかりあった」として、チームを苦境に追い込む失態だったと評している。

 前節まで最近4試合で3勝1分けと、最下位からの巻き返しの気配を見せていたメスだが、強豪相手の敗戦でその流れもストップ。川島の出場停止が見込まれる次節はFWマリオ・バロテッリを擁するニースをホームに迎える。

【了】

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