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残り1週間を切った17/18冬の移籍市場。注目トピックを5つのポイントで解説【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

チェルシー:アルバロ・モラタの控え確保

チェルシー
エディン・ゼコ、アンディ・キャロル、ピーター・クラウチ(左から)のうち誰かがチェルシーに加入?【写真:Getty Images】

 ミヒ・バチュアイはアントニオ・コンテ監督の信頼を完全に失った。ベンチには座るものの、重要な場面で出番が訪れることは少なく、今冬のうちに放出されることが確実になっている。となればアルバロ・モラタを支える控えストライカーの補強は急務だ。

 いくらタフなモラタでも、リーグ戦、チャンピオンズリーグ、国内カップ戦とフル稼働するのは難しい。そこで獲得候補に挙がっているのはウェストハムのアンディ・キャロル、ストークのピーター・クラウチ、そしてローマのエディン・ゼコ。いずれも大柄で実績十分のFWたちである。

 中でもゼコはチェルシー移籍決定間近と伝えられている。昨季のセリエA得点王で、かつてマンチェスター・シティでも活躍したベテランがプレミアリーグに帰ってくるかもしれない。今季はローマでリーグ戦20試合に出場して9得点と、自慢のパワーやゴール前での破壊力に衰えは見られない。

 また、チェルシーは長く懸案事項だったマルコス・アロンソのバックアッパー確保にも乗り出している。左サイドをほぼ1人でカバーしているスペイン人DFを支えるのは、ローマで出番に飢えるイタリア代表DFエメルソン・パルミエリと噂される。ローマからゼコとの両獲りもあるか。コンテ監督は実績を重視した確実な補強を望んでいるようだ。

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