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残り1週間を切った17/18冬の移籍市場。注目トピックを5つのポイントで解説【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

バルセロナ:生え抜きFWのゆくえ。新戦力の背番号は…

デウロフェウ
バルベルデ監督の信頼を失ったデウロフェウは再びバルセロナを去ることになるか【写真:Getty Images】

 エルネスト・バルベルデ監督の下、すでにリーガのタイトルを手中に収めようとしているバルセロナ。その流れを確実にするために、この冬は血の入れ替えを敢行している。7年半にわたってチームに貢献してきたハビエル・マスチェラーノの退団が決まり、負傷からの復活を目指す下部組織出身のラフィーニャもインテル移籍がほぼ確実な情勢だ。

 そしてもう1人、生え抜きのアタッカーがバルセロナを去るかもしれない。ミランでの活躍が認められて復帰したジェラール・デウロフェウも移籍が噂されている。今季序盤は左右非対称の3トップの一角、右ウィングとして辛抱強く起用されていた同選手だが、パフォーマンスは一向に上がってこなかった。

 見かねたバルベルデ監督も、リオネル・メッシとルイス・スアレスを前線に据える4-4-2に布陣を変更。それとともに見切りをつけられたデウロフェウの出番も減っていった。ラフィーニャと同じくインテルへの移籍が噂される。

 これに伴い新戦力の背番号も決まっていきそうだ。スペインではトップチームの登録人数が25人(背番号1〜25)に制限されており、夏の段階でバルセロナの空き番号は「24」のみだった。それがマスチェラーノとラフィーニャ、アルダ・トゥランの退団により「14」と「12」「7」も着用者不在になる。

 新たにパルメイラスから獲得したコロンビア代表DFジェリー・ミナは背番号「24」に決まっている。リバプールから加入したフィリッペ・コウチーニョも「14」を背負うことが決まった。退団が噂される選手は他にもいるため、今後も空き番号が増えるかもしれない。そうなればトップチームはスリム化され、さらなる新戦力の獲得、あるいは下部組織所属選手の抜てきも進むか。

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