自身のW杯出場は「もう夢物語じゃない」

――ご自身のワールドカップ出場が現実的な目標になっている中で、この大会の見え方も変わってきていますか？

　もちろんそうですね。本当にもう夢物語じゃないですし、自分の力で実現可能なところまで来ているので、あとは本当に自分がそれを掴めるか掴めないかの話です。それを掴むためにもとにかく結果を出していかないといけないなと思います。

――FWやサイドアタッカーなど、日本代表ではどのポジションでプレーしたいですか？

　チームで2年半ずっとFWをやっているので、やっぱりFWでやりたいという気持ちもあります。ですが、サイドで出るとしても準備はできています。どちらかを選ぶのは難しいですけど、大事なのは監督が求めるところで結果を出すことかなと思います。

――ワールドカップで対戦したい国はありますか？

　ドイツですね。ブンデスリーガでもドイツ代表に入っている選手って本当にトップの選手しかいないので、そういった選手たちと対戦するとワクワクしますし、そこでもしドイツを倒したらと思うと凄く興奮します。

――頭の中のイメージをピッチで表現できることも、キャリアを重ねる中でどんどん増えているのではないですか？

　やっぱり自分の身体の準備ができている時、調子がいい時って試合にも出続けていて、いいイメージがすぐに出てくるんです。メンタルの部分でマイナスなことを考えてしまう時は準備ができていない時なので。いい状態にうまく持っていけるように、W杯にピークを持っていけるように、まずは本当に試合に出続けることが大事かなと思います。

（取材・文：青木務）

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