「小嶺先生を見返してやる」。C大阪に加入、高校No.1ストライカー・安藤瑞季の誓い

高校ナンバーワンストライカーの肩書とともに、セレッソ大阪に加入したU-19日本代表FW安藤瑞季が一風変わった目標を掲げている。長崎総合科学大学附属高校(長崎)での3年間を通して、妥協を許さない厳しい指導で身心を鍛えあげてくれた名将・小嶺忠敏監督(72)を「見返してやる、という気持ちがすごくある」と公言した。そこにはセレッソ入りが発表される昨年末までの約4ヶ月半に及んだ、卒業後の進路を巡るそれぞれの思いを真正面からぶつけあった日々があった。(取材・文:藤江直人)

2018年02月09日(Fri)11時25分配信

text by 藤江直人 photo Getty Images
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プロのレベルの高さや厳しさをあらためて目の当たりに

長崎総合科学大学附属高校からセレッソ大阪に加入した安藤瑞季
長崎総合科学大学附属高校からセレッソ大阪に加入した安藤瑞季【写真:Getty Images】

 無邪気な笑顔を浮かべながら、二冠王者・セレッソ大阪の一員として、憧れてきたプロの世界における第一歩を踏み出したばかりのFW安藤瑞季が逆に問いかけてきた。1日から静岡県内で開催された恒例のJリーグ新人研修中に設けられた、取材対応におけるひとコマだ。

「どちらがいいと思いますか? 坊主頭とそうじゃないほうとでは?」

 古希を越えてますます情熱をたぎらせる名将、小嶺忠敏監督の厳しくも温かい指導を受けた、長崎総合科学大学附属高校(長崎)でのサッカー漬けの日々が終わりを迎えたのが先月5日。以来、入学時から厳命されてきた坊主頭にも迷うことなく別れを告げた。

「中学までは、けっこう髪が長かったんですよ。高校時代は縛られていたので、いつか伸ばそうと思っていました」

 決して浮かれているわけではない。先月中旬からタイで行われたセレッソの1次キャンプのメンバーに大抜擢され、プロのレベルの高さや厳しさをあらためて目の当たりにした。タレントがそろうフォワード陣、特に杉本健勇と柿谷曜一朗のコンビネーションに目を奪われた。

「テレビを見ているだけではわからないところというか。(杉本)健勇さんはヘディングが強いイメージがありましたけど、(柿谷)曜一朗さんとのコンビネーションで抜け出すタイミングがすごく上手い。自分が入ってあの関係性ができるかと言えば、当然ですけどまだ難しいと思いました」

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