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広島MF川辺駿、セットプレーは中村俊輔直伝? 「蹴るようになって、改めて凄いなって思う」

text by 編集部 photo by Getty Images

川辺駿
サンフレッチェ広島の川辺駿【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J1リーグ第2節が4日に行われ、サンフレッチェ広島は浦和レッズに2-1で勝利した。

 アジア王者に先制を許す苦しい展開ながらも、柴崎晃誠と稲垣祥のゴールで逆転に成功。広島は開幕2連勝を果たした。

 後半途中に4-2-3-1に変更し、トップ下に移った川辺駿が2得点に絡む活躍を見せた。また、リーグ初戦からセットプレーのキッカーを務めている。

 昨季までジュビロ磐田に期限付き移籍しており、中村俊輔のキックを間近で見てきた。「広島に戻ってきて蹴るようになってから、改めて凄いなって思う」と、川辺は元日本代表10番に敬意を表した。

 セットプレー自体はあまり得意ではないと川辺は言うが、「もっと練習しないといけない」と意欲的だ。

「あれだけ蹴る機会があって、中の選手も強い。それを考えるともっといいボールを上げなきゃなと思っている」

 この日の浦和戦もCKでサインプレーを試すなど、キッカーとしてもチームに貢献しようとしていた。選手として日々成長している22歳がセットプレーでも力を発揮できれば、広島の得点機会はさらに増えるのではないだろうか。

(取材・文:青木務)

【了】

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