パリ・サンジェルマンが（PSG）が新たな監督探しに着手しているようだ。スペイン紙『アス』が伝えた。

　PSGは6日、チャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合を戦い、ホームでレアル・マドリー1-2の黒星を喫した。その結果、合計スコアは2-5でマドリーが勝利し、PSGはベスト8進出を逃すこととなった。

　今季はブラジル代表FWネイマールやフランス代表FWキリアン・ムバッペらトップクラスの選手を獲得するなど大型補強を敢行したPSGにとって、CL制覇は大きな目標の一つであった。しかし敗退が決定した今、ウナイ・エメリ監督は今季限りでの退任の可能性が浮上しており、それと同時に何人かの人物の名前が新監督候補として挙がっている。

　中でも就任の可能性が大きいとされているのは、現在無所属のカルロ・アンチェロッティ氏とルイス・エンリケ氏だ。前者は2011年から約1年半の間PSGを率いた経験を持ち、後者はバルセロナの監督時代にネイマールやダニエウ・アウベスを指導している。どちらも選手のマネージメント能力に長けた監督だ。

　また、トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督も新指揮官の候補となっている。同監督は、チームに戦術的な規律を与えることで、熾烈な争いを繰り広げるプレミアリーグの中でもトッテナムを上位に導くことに成功している。

　その他、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督の主任の可能性も言及されている。しかし、同監督はプレミアリーグで首位を走るチームでの指揮を継続したいという願いが強いため、来季の招聘はかなり難しいだろう。

　CL敗退で加速した新監督探しだが、果たして来季にタレント軍団を指揮するのは一体誰なのだろうか。

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