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「選手がかわいそう」。川崎F・鬼木監督、ノーゴールの判定に悔しさ滲ませる

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

鬼木達
川崎フロンターレの鬼木達監督【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J1リーグ第5節が31日に行われ、川崎フロンターレはサンフレッチェ広島に0-1で敗れた。

 1点ビハインドで迎えた89分、川崎Fは車屋紳太郎の左クロスから最後は長谷川竜也が押し込み、ネットを揺らした。同点ゴールかと思われたが、オフサイドと判定され得点は認められなかった。

 試合後、鬼木達監督はこのシーンについて「やっぱり選手が本気で頑張っているので、それに対して僕たちも言わなければ選手たちがかわいそうだなという思いが強い。もちろん、サポーターの方も悔しいでしょうし、当然、自分自身も悔しい。そういうのも含めて訴えかけていきたいと思う」と述べた。

 また、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)について自身の見解を問われると、「自分たちがこういう風になる前までは正直、時間もかかりますし、どうなのかなという思いもありましたが、実際にこうなってみると…」とし、少し考えた後に「難しいですね」と続けた。

「あればやっぱり、しっかりとした答えが出ると思う。ただそれでも、例えばハンドとかでも当たっていたら本当に取るのか取らないかという難しさもあると思うので、審判を信じるしかないのかなと」

 広島に敗れた川崎Fは、これが今季初黒星となった。

(取材・文:青木務)

【了】

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