メルボルン・ビクトリーのケビン・マスカット監督【写真:Getty Images】
J1の浦和レッズの新監督候補の一人として、オーストラリアのケビン・マスカット氏の名前も浮上している。豪州『SBS』が4日付で伝えた。
今季J1で開幕から5試合未勝利と苦戦が続いている浦和は、2日に堀孝史前監督との契約解除を発表した。育成ダイレクターの大槻毅氏が暫定的にトップチームの指揮を執りつつ、新監督を探している。
豪州での報道によれば、浦和は「数人の外国人および日本人」を新監督候補としてリストアップしており、その中にはオーストラリア・Aリーグのメルボルン・ビクトリーを率いるマスカット監督も含まれているとのことだ。
現役時代にオーストラリア代表としてもプレーしたマスカット監督は現在44歳。2009年からメルボルン・ビクトリーのアシスタントコーチを務め、現横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督が退任した2013年に後任監督に就任した。2014/15シーズンにはメルボルン・ビクトリーをAリーグ優勝に導いている。
今季から浦和に加入したオーストラリア代表FWアンドリュー・ナバウトは2012年から2015年までメルボルン・ビクトリーに在籍し、マスカット監督のもとでプレーしていた。浦和で再会する可能性もあるのかもしれない。
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