メルボルン・ビクトリーに大勝した蔚山現代【写真:Getty Images】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループF第5節の試合が4日に行われ、韓国の蔚山現代がオーストラリアのメルボルン・ビクトリーに6-2の勝利を収めた。この結果、同グループの川崎フロンターレはグループステージ敗退が決まった。
昨季J1王者の川崎Fは、ACLでここまで4試合を戦って1分け3敗と大苦戦。ここから決勝トーナメント進出を果たすためには残り2試合での連勝はもちろん、他チームの結果にも恵まれる必要があった。
蔚山対メルボルンの試合でどちらかのチームが勝利を収めれば川崎Fの2位以内は不可能となるため、川崎Fとしてはドローを願う以外になかった。だが試合は前半から蔚山がゴールを重ねる展開となる。
前半だけで3-0のリードを奪った蔚山は、後半に入ってもさらにゴールを重ねる。メルボルンも反撃に転じて2点を返したが、最終的に6-2で蔚山が勝利を収めた。
この結果、川崎Fは残り2試合に勝利しても2位以内は不可能となり、グループステージ敗退が決定した。日本時間21時開始の試合ではアウェイで上海上港と対戦しているが、残念ながら残り2連勝でも決勝トーナメントへ進むことはできない。
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