明治安田生命生命J1リーグ第8節が14日に行われ、コンサドーレ札幌は柏レイソルに2-1で逆転勝利した。

　高精度の左足キックで2点を演出したのが、三好康児だ。1点ビハインドで迎えた13分、右サイドからのクロスで宮吉拓実のゴールをアシスト。さらに試合終了間際の87分にも右クロスを供給し、都倉賢の3試合連続弾をお膳立てした。

「やっぱりトクさん（都倉）だったり、中に強い選手がいるので。今年はクロスからヘディングの得点が結構多いので、そこは常に狙っている。それが前半と後半で1本ずつ形にできたのは良かったかなと」

　ゴール前のターゲットマンの位置は常に確認していると言う。1点目は宮吉拓実に合わせたものだが、「トクさんに対して相手がどう動くかを見ている」と三好。そして、「その時にミヤくん（宮吉）が空いたので、そこのスペースに入れればいいかなと思った」と振り返った。

　これで札幌は3連勝。川崎フロンターレから期限付き移籍で加入した三好も、存在感を放っている。

（取材・文：青木務）

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