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長友佑都が乾貴士とスペインで共演? ガラタサライ完全移籍交渉は難航か

text by 編集部 photo by Getty Images

長友佑都
長友佑都は夏以降もガラタサライ残留か。スペイン移籍の可能性も再浮上【写真:Getty Images】

 現在インテルからの期限付き移籍でトルコの強豪ガラタサライに所属している日本代表DF長友佑都。すでに11試合に出場して主力の座を確固たるものにしつつある。

 その活躍を高く評価したガラタサライ側は、期限付き移籍期間が満了を迎える今季終了後の完全買い取りに向けた交渉を開始したようだ。トルコメディア『サバー』などが報じている。

 インテルとの契約を2019年夏まで残している長友を今夏のタイミングで買い取るには移籍金が必要になる。だが、ガラタサライが提示した額はイタリアの名門を満足させるものではなかったようだ。

 ガラタサライが示したのは200万ユーロ(約2億7000万円)だったが、インテルは移籍金500万ユーロ(約6億6000万円)を要求しているという。だが、ガラタサライはトルコ1部で優勝すれば、それにともなう収入増が見込めるため、長友の獲得により多くの予算を割けるとも。

 現在トルコリーグでは熾烈な首位争いが繰り広げられており、ガラタサライは順位表のトップに立っている。その下には1ポイント差でベシクタシュとイスタンブール・バシャクシェヒルがつけ、4位のフェネルバフチェも首位と3ポイント差で虎視眈々とトップを狙う。

 また、長友にはスペイン移籍の噂も浮上している。獲得に動くと見られるのは、冬にも同選手に興味を示していたベティスだ。1月のトップターゲットだったメキシコ代表DFミゲル・ラユンを同じ街に本拠地を置く宿敵セビージャに奪われ、サイドバックあるいはウィングバックを務められる人材が不足している。

 ベティスには今夏でエイバルとの契約が満了を迎える日本代表FW乾貴士の加入も噂される。一挙に2人の日本人選手が同じクラブに入団し、しかも同じ左サイドでコンビを組む姿が見られるかもしれない。

【了】

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