スウェーデンサッカー連盟は現地時間26日、FWズラタン・イブラヒモビッチがロシアワールドカップに出場しないことを発表した。

　長くスウェーデン代表でエースを務めてきたイブラヒモビッチは、EURO2016で代表を引退していた。だが、同国代表がロシアワールドカップ出場権を手にしたあとで代表復帰が話題になると、選手本人も「オレがいないワールドカップはワールドカップじゃない」と発言するなど、復帰をにおわせる発言をしている。

　だが、スウェーデンサッカー連盟は正式にイブラヒモビッチの招集がないことを発表した。

　代表チーフのラーシュ・リヒト氏は、「火曜日に彼と話した。彼から代表に戻る意思はないと伝えられた」とコメント。「5月15日に発表されるスウェーデン代表には含まれない」と宣言している。

　第一線で活躍を続けてきたイブラヒモビッチをロシアワールドカップで見たいという声がある一方で、予選のサッカーを変えてまで36歳のベテランを呼び戻すことへの不満も出ていたスウェーデン代表。ロシアワールドカップはイブラヒモビッチなしで戦うことが決まった。

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