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川崎F、柏に逆転勝利で連敗ストップ。J1デビューの鈴木雄斗が劇的決勝点

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

鈴木雄斗
川崎フロンターレの鈴木雄斗【写真:Getty Images】

【柏レイソル 1-2 川崎フロンターレ J1第14節】

 明治安田生命J1リーグ第14節の試合が12日に行われ、柏レイソルと川崎フロンターレが対戦した。

 3連勝のあと2連敗と調子を落とし、順位も5位に後退している昨季王者川崎F。前節の多摩川クラシコからは先発メンバーを6人入れ替えて臨んだ。

 だが32分、先制点はホームの柏に生まれた。右サイドでボールを持った小池龍太がペナルティーエリア手前へ鋭いグラウンダーのパスを通し、伊東純也が巧みなファーストタッチでターンして縦へ持ち込む。そのままGKとの1対1から右足シュートを決めて1-0とした。

 1点ビハインドで折り返した川崎Fだが、58分にはエースの力強い一撃で同点。敵陣内で相手からボールを奪うと、こぼれたボールを拾った小林悠がペナルティーアーク手前から右足で強烈なミドルを放ち、これがゴール左上に突き刺さって1-1となった。

 その後も後半は川崎Fが優位に試合を進める。83分には中村憲剛が低いシュートでゴール左隅を狙い、直後にもエウシーニョのボレーが枠を捉えるなど、決定機が相次いだがGK中村航輔の好守に遭いゴールを割れない。

 そのままドローが濃厚かに見えたが、後半アディショナルタイムに入った92分に試合が動く。長谷川竜也からのクロスにヘディングで合わせて決勝点を奪ったのは交代出場の鈴木雄斗。今季モンテディオ山形から加入し、この試合がJ1デビュー戦となった24歳が値千金のゴールで川崎Fに勝ち点3をもたらした。

【得点者】
32分 1-0 伊東純也(柏)
58分 1-1 小林悠(川崎F)
90+2分 1-2 鈴木雄斗(川崎F)

【了】

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