フットボールチャンネル

横浜FM、またも“弱点”突かれ60m被弾。G大阪との下位対決は痛み分け

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

天野純
同点ゴールを決めた横浜F・マリノスの天野純【写真:Getty Images for DAZN】

【横浜F・マリノス 1-1 ガンバ大阪 J1第14節】

 明治安田生命J1リーグ第14節の試合が12日に行われ、横浜F・マリノスとガンバ大阪が対戦した。

 ともに今季前半戦に苦戦を強いられている両名門チーム。横浜FMは15位、G大阪は16位と、得失点差わずか1点差で残留圏とプレーオフ出場圏に位置する両者が激突した。

 前半はスコアレスで折り返し、試合が動いたのは52分。アンジェ・ポステコグルー監督の採用する攻撃的サッカーの一環としてGK飯倉大樹が非常に高いポジションを取ることが特徴的な横浜FMだが、またしてもそのスタイルが生み出す弱点を突かれてしまった。

 遠藤保仁からのパスを受けた藤本淳吾は飯倉が前に出ていた隙を見逃さず、ハーフウェイライン手前から左足で超ロングシュート。約60メートルの弧を描いたボールが飯倉の頭上を越えてゴールに収まった。

 だが61分、横浜FMも同点に追いつく。第11節の鹿島アントラーズ戦でも直接FKを決めていた天野純が、エリア手前でのFKから左足シュートをゴール左上隅に突き刺して1-1とした。

 その後はどちらもゴールを奪えず、ドローで試合終了。勝ち点1を分け合う結果となった。

【得点者】
52分 0-1 藤本淳吾(G大阪)
61分 1-1 天野純(横浜FM)

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top