今月開幕するロシアワールドカップ（W杯）のドイツ代表メンバーから落選したマンチェスター・シティ所属のFWレロイ・ザネが心境を語っている。

　現地時間4日、ドイツサッカー連盟（DFB）はW杯に向けた同国代表選手23人を発表した。その中に今季プレミアリーグで32試合に出場し10得点15アシストを記録しリーグ優勝に貢献したザネの名前は含まれていなかった。

　代表で指揮を執るヨアヒム・レーブ監督はザネの落選について「これが陸上の100m走だったとしたら、写真判定になるようなものだった」とぎりぎりの選択だったことを認めた。

　そんな失意のサネは5日に自らのツイッターを更新し「多くの人からの励ましの言葉は本当にありがたいです」とファンに感謝の気持ちを伝え「もちろんW杯でプレー出来ない事には失望しているが、決断を受け入れさらに強くなって戻ってくる」と早くも気持ちを切り替えている。

　2016年からシティでプレーするザネは今季イングランド・プロサッカー選手協会（PFA）が選ぶ年間最優秀若手選手賞を受賞するなど高いポテンシャルを持っている。そんな22歳の若者は今回のメンバー外という挫折を成長の糧に次回W杯での活躍が期待される。

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