ベルギー代表のトマ・ムニエ【写真:Getty Images】
【ベルギー 3-2 日本 ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦】
現地時間2日に行われたロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦で、日本はベルギーに2-3で敗れた。MFトマ・ムニエは、日本の戦い方に驚き、それが自分たちにとって良い方向に働いたとも感じている。ベルギー『Het Nieuwsblad』が伝えた。
ムニエは後半アディショナルタイムの決勝点をアシストした選手。右サイドでケビン・デ・ブルイネのパスを受け、ナセル・シャドリのゴールを演出した。
この場面についてムニエは「最後の数秒は失うものがなかった。だから全力で行こうと思ったんだ」とコメント。「ケビンが完璧に時間をつくって僕にパスをくれた。ただ、正直なところ、僕はナセルを見てなかったんだ」と振り返っている。
また、日本が2点リードとなったときについても話した。同選手は、「日本のプレーに僕は驚いた。2点差になっても、彼らの前線は動き続け、スペースを与えたんだ。僕たちはパスでそこを突いた。効率さえよければ、もっと得点できていたかもしれないね」と述べている。
2点を追う状況となったベルギーにとっては、守備を固められた方が嫌だったようだ。
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