長谷部誠【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップで2大会ぶりのベスト16入りを果たした日本代表。帰国後、田嶋幸三会長、西野朗監督、長谷部誠が記者会見に臨んでいる。
長谷部は「本当に12年、13年日本代表としてプレーさせていただいて、正直、もうこの会見が終わったら、僕の日本代表としての公式なものは全て終わりになるので、本当に喪失感はすごいですね。今まで当たり前と言ってはなんなんですけど、長い時間ここにいさせてもらった中で、それがなくなるという。帰りの飛行機でも外の雲を見ながら感傷に浸っていたんですけど、今は99%の満足感と1%の後悔、その後悔はこれからのサッカー人生に繋げていけるようやっていきたいと思う」と代表引退についてこうコメントしている。
ワールドカップ開幕前から、大会終了後に代表引退を決めていた背番号17。最後が来るとわかっている中でどう戦っていたのかという質問に対しては「日本代表は本当に特別な場所で、いつ誰が選ばれるかわからない。9月に呼ばれなかったら、元代表という肩書きがつく、そういう場所。そういう気持ちでやってきた。大会前に心の中で決めていた部分があった中では、より1つひとつのプレーに思いを込めながらやっていましたし、その分やっぱり今はすごく終わったな…という感傷的な気持ちはありますね」と述べている。
そして、「散歩隊は続けてほしいなと思います。僕もなかなか参加しなくなったんですが、あれもコミュニケーションを深めるいいもので。今回のワールドカップを通じて、西野監督も言われた通り、やらなければという気持ちをみんなが持って作り上げた戦いで、これが日本代表チームのベース担っていくと思いますし、今回も若い選手達はたくさんいたので、受け継いでくれると思います」と今後の日本代表に受け継いでほちいことを話した。
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