西野朗監督【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップをベスト16で終えた日本代表が5日に帰国し、千葉県内で記者会見を行った。
西野朗監督は4年後のカタール大会に向け、「今のアンダー代表は本当に期待できます。U-20、U-17は世界と戦える。単純に4年後、カタールにと漠然と言っているわけではなくて、着実に下の世代の底上げ、取って代わるかもしれない。スケールが大きくダイナミックな、かつ日本人らしいパスを使うサッカーができる」と、若手の台頭に期待を寄せた。
その上で「さらに磨きをかけていかないと一朝一夕に『A代表』とは言えないと思いますし、海外組と融合してかなければいけない。これはシーズンが違うからです。9月、10月、11月の代表活動が毎年強化にならないような状況、これはシーズンが違うからです」と、国内組と海外組の活動時期の違いに言及した。「個は成長していくものの、チームとしての融合、どうもっていくかというところの改善はなかなか難しいんですが、考える必要はあると思います」と、代表強化の難しさを口にした。
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