日本代表の酒井高徳(左)【写真:Getty Images】
日本代表のDF酒井高徳はドイツ・ブンデスリーガ2部の開幕戦出場の可能性もあるようだ。5日付けの独紙『ハンブルガーモルゲンポスト』が報じている。
同紙によるとハンブルガーSV(HSV)に所属する酒井は8月3日に行われるホルシュタイン・キールとの開幕戦に向けて準備を始めていると伝えている。HSVのクリスティアン・ティッツ監督は「彼は3週間の休養の後、開幕の約10日前には合流する」と語っている。
現地時間2日、ロシアワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦で日本はベルギー代表と対戦し2-3で敗れベスト16で大会を去る事になった。酒井は試合後の独メディア『第1ドイツテレビ』のインタビューで「今日で最後になってしまったが我々は最後まで諦めないで戦った。このチームと仲間たちを誇りに思っている」と語った。なお酒井はグループリーグのポーランド戦で自身初のW杯出場を果たした。
ブンデスリーガ2部は8月24日に始まるブンデスリーガに比べ3週間も早くシーズンが開幕する。昨季は主将として引っ張ってきた酒井だがクラブは史上初の2部降格を味わった。降格後にはいち早くチーム残留を宣言するなど人一倍クラブに愛着を持つ27歳は1年での1部昇格のために開幕から全力を尽くすようだ。
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