フランスがウルグアイを下して準決勝へ【写真:Getty Images】
【ウルグアイ 0-2 フランス ロシアワールドカップ準々決勝】
現地時間6日に行われたロシアワールドカップ準々決勝で、フランスがウルグアイに2-0で勝利した。
決勝トーナメント1回戦で圧倒的な存在感を放った19歳のエムバペ擁するフランスと、好調だったカバーニを負傷で欠くウルグアイの準々決勝。どちらも序盤からインテンシティの高いゲームとなった。
フランスは15分、ゴール前でエムバペがフリーになる決定機を迎えるも、シュートを焦ってヘディングしてしまい、得点にはならず。ウルグアイ守備陣はスペースを与えてくれず、チャンスは多くなかった。
それでも先制したのはフランス。40分、敵陣でFKの好機を得ると、グリーズマンがゴール前に送ったボールにヴァランがヘディングで合わせて1-0とした。
ウルグアイは44分、こちらもセットプレーで決定機を迎えるが、カセレスのヘディングシュートは相手GKロリスのスーパーセーブに阻まれて同点弾ならず。1点差で折り返す。
1点を追うウルグアイは、後半に入ってもなかなか相手ペナルティエリア内まで侵入できない。この流れを変えるべく、59分に2枚替えを行った。
だが、その直後にフランスが価値ある追加点を奪う。ボールを奪ってポグバがボールを運ぶと、横パスを受けたトリソがグリーズマンにパス。グリーズマンはペナルティエリア左手前からミドルシュートを選択すると、コースは甘かったものの、ブレ球をGKムスレラが弾き切れず、2-0となった。
その後は2点を追うウルグアイがサイドを起点に反撃を試みるも、フランスにきっちり対応されて思うようにチャンスをつくれない。
結局、試合は2-0のまま終了。勝ち上がったフランスは現地時間10日ブラジル対ベルギーの勝者と対戦する。
【得点者】
40分 0-1 ヴァラン(フランス)
61分 0-2 グリーズマン(フランス)
【了】