乾貴士がベティスで直面する熾烈な競争。新天地デビュー戦で見えた今季の方向性と現状

今季からスペイン1部のベティスに移籍した日本代表MF乾貴士が、3日のプレシーズンマッチでデビューを飾った。昨季はリーグ6位に入り、4年ぶりのヨーロッパリーグ出場権を獲得したチームはどのような戦術で、乾にどんな役割が与えられるのか。2-0で勝利したボーンマス戦での戦いぶりから分析する。(文:舩木渉)

2018年08月04日(Sat)14時07分配信

text by 舩木渉 photo Getty Images
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乾、デビュー戦の出番は約20分間

乾貴士
乾貴士がベティスのプレシーズンマッチでデビューを飾った【写真:Getty Images】

 日本代表MF乾貴士が、新天地ベティスで初めての実戦に臨んだ。現地時間3日に行われたボーンマスとのプレシーズンマッチに70分から途中出場して2-0の勝利に貢献。緑と白の縦縞をまとって新たな一歩を踏み出した。

 出場時間が短かったこと、初めての試合であることも考慮すれば、乾のプレーを評価する段階にないことは明らかだ。しかし、この時点で確実に言えるのは、ベティスのチーム内での競争はポジション問わずエイバルよりも熾烈だということである。

 キケ・セティエン監督は、ボーンマス戦で3バックを採用。この布陣自体は昨季の後半戦も多用していたので、今季も同様の路線を継続していくということだろう。

 先発メンバーはGKに新加入のジョエル・ロブレス、3バックに右からアイッサ・マンディ、マルク・バルトラ、アリン・トシュカ。右ウィングバックにベテランのアントニオ・バラガンが入り、左ウィングバックは21歳の若手ジュニオル・フィリポが務める。

 中盤の底にはレンタルから復帰したダルコ・ブラシャナツが入り、インサイドハーフにビクトル・カマラサと新加入のセルヒオ・カナーレス。10番のリヤド・ブデブズと9番のアントニオ・サナブリアが2トップ的に振る舞う布陣となった。

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