柏の新エース・オルンガとは何者か? 愛称は“エンジニア”。そのキャリアを振り返る

リーグ戦21試合を終え14位と低迷する柏レイソルにこの夏、助っ人外国人が加わった。名前はマイケル・オルンガ、ケニア代表FWである。スウェーデンリーグなどで活躍し、プレミアリーグのクラブからも注目を浴びていたという24歳。その実像とは。(文:鈴木肇)

2018年08月15日(Wed)11時30分配信

シリーズ:○○とは何者か?
text by 鈴木肇 photo Getty Images
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ケニア国内で圧巻の活躍

マイケル・オルンガ
柏レイソルに新加入したマイケル・オルンガ【写真:Getty Images】

 残留争いを強いられている柏に、新戦力が加わった。ケニア代表FWマイケル・オルンガである。24歳ながら、自国リーグのほかにスウェーデン、中国、そしてスペインでプレーするなど経験は豊富だ。「エンジニア」という変わったニックネームを持つ193cmの長身ストライカーは、どんな選手なのか。彼が過去にケニアやスウェーデンのメディアに応じてきたインタビューのコメントを交えながら、これまでのキャリアを振り返りたい。

 1994年に首都ナイロビで誕生したオルンガは、8歳の時に学校のクラスメートと一緒にサッカーを始める。ボールを追いかけることに夢中になる一方で、勉学にも励んだ。「教室とグラウンドの両方で一番になれるように努力した」と本人は当時を振り返っている。

 サッカー選手として脚光を浴び始めたのは高校時代のこと。ナイロビで開かれた大会で得点王とMVPを獲得すると、にわかに注目を集めるようになった。屈強な体躯と高いテクニックを備えたオルンガは2012年、ナイロビ・カウンティ・リーグに参戦するリバティー・スポーツアカデミーに加入。

 すると同年に32得点を叩き出し、チームのナイロビ州リーグ昇格に大きく貢献した。その後はケニアのトップリーグにあたるプレミアリーグの複数クラブにレンタルというかたちでプレーし、経験を積む。圧巻だったのがゴール・マヒアでプレーした2015年で、このシーズンは28試合に出場して19ゴールを記録。リーグ優勝の立役者となり、同年のリーグ最優秀選手賞に輝いた。

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