ドルトムント、堅実な補強で臨む新体制1年目。不遇の香川真司にチャンスはあるか【欧州主要クラブ補強診断】

2018/19シーズンは、夏の移籍市場が終了した。この夏も各チームで様々な移籍があったが、それぞれ主要クラブの動きはどうだったのだろうか。

2018年09月05日(Wed)10時40分配信

シリーズ:18/19欧州主要クラブ補強診断
text by 編集部 photo Getty Images
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適材適所の補強。一方で香川は・・・

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アクセル・ヴィツェルとトーマス・ディレイニー【写真:Getty Images】

 昨シーズン、ドルトムントは不完全燃焼の1年を過ごした。ピーター・ボス率いるチームは序盤こそ勝ち点を積み上げていったが、次第にトーンダウン。12月にボスが解任されると、後任に就いたのはペーター・シュテーガーだった。監督交代もあって後半戦は巻き返し、勝ち点55を獲得。レバークーゼンと勝ち点で並んだものの、得失点差で上回り4位でシーズンを終えた。順位だけを見れば及第点と言えるが、迷走した感は否めない。

 チームにスタイルを植えつけたユルゲン・クロップが去って以降、ドルトムントは方向性を見失ったかのように監督交代を繰り返している。昨シーズンはギリギリでチャンピオンズリーグ圏内に収まったが、ドイツの名門は18/19シーズンをどのように過ごすだろうか。

 ルシアン・ファブレ新監督のもとで再スタートを切ったドルトムント。ソクラティス・パパスタスプーロスがアーセナルへ移籍したことでセンターバックが心配されたが、22歳のアブドゥ・ディアロが担っている。

 前線にはバルセロナからパコ・アルカセルを補強しており、ミチ・バチュアイの後釜として期待がかかる。ジェニス・ブルニッチ、ヤコブ・ブルーン・ラーセンも期限付き移籍から復帰した。

 また、中盤はブレーメンからトーマス・ディレイニー、中国の天津権健に所属していたアクセル・ヴィツェルを獲得。開幕戦から[4-3-3]の布陣で戦うドルドントにあって、彼らは主力として中盤を支える存在だ。一方、日本のファン・サポーターはベンチ外が続いている香川真司を心配しているだろう。

 香川が最も得意とするトップ下が[4-3-3]のシステムには存在せず、インサイドハーフのポジションをライバルと争うことになる。移籍市場が締め切られる8月31日まで移籍の噂が絶えなかったが、最終的にはクラブに残留することとなった。今シーズンもチャンピオンズリーグも並行して戦うことになるため、ターンオーバー制を敷くと思われる。出場機会を得た時にアピールし、監督からの信頼を獲得したいところだ。

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