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J1神戸、“ペップの師匠”を招へい。52歳のスペイン人リージョ氏が新監督に

text by 編集部 photo by Getty Images

フアン・マヌエル・リージョ
ヴィッセル神戸新監督に就任するフアン・マヌエル・リージョ氏【写真:Getty Images for DAZN】

 J1のヴィッセル神戸は17日、トップチームの新監督にスペイン人のフアン・マヌエル・リージョ氏が就任することが決定したとして発表を行った。

 J1で3連敗を喫して8位に後退し、来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得に向けた状況が厳しいものとなった神戸は、17日午前に吉田孝行前監督の解任を発表。アシスタントコーチの林健太郎氏が暫定監督としてチームを率いることも発表されていた。

 続いて午後には、新監督としてリージョ氏の就任が発表された。だが同監督の就労環境が整うまでは暫定体制として林氏がチームの指揮を執るとのことだ。

 現在52歳のリージョ氏は1995/96シーズンにリーガエスパニョーラ史上最年少となる29歳でサラマンカを指揮。その後はオビエド、テネリフェ、レアル・サラゴサ、レアル・ソシエダなどスペインの数多くのクラブの監督を歴任した。メキシコやコロンビアのクラブでの監督経験や、チリ代表のアシスタントコーチを務めたこともある。

 現在マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督の“師匠”と言われる存在だ。リージョ氏が率いたメキシコのドラドス・デ・シナロアに招かれ、そこで過ごした現役最後の数ヶ月間はグアルディオラ監督の指導者としての哲学に大きな影響を与えたと言われている。

【了】

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