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マンC、今季CL初勝利。敵地で苦戦も土壇場で逆転に成功

text by 編集部 photo by Getty Images

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同点弾を決めたセルヒオ・アグエロ【写真:Getty Images】

【ホッフェンハイム 1-2 マンチェスター・シティ CLグループF第2節】

 現地時間2日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループF第2節でマンチェスター・シティは敵地でホッフェンハイムと対戦し、2-1の勝利を収めた。

 リヨンを相手にまさかの黒星発進となったシティは、勝たなければいけない第2戦。だが、出だしでつまずいてしまった。

 試合開始直後、ホッフェンハイムは中盤からデミルバイがスルーパスを狙うと、シティはオフサイドを取りにいったコンパニの対応が遅れる。パスを受けたベルフォディルが冷静にゴールネットを揺らし、ホームチームがリードを奪った。

 だが、シティはすぐに追いついた。8分、ダビド・シルバのパスを受けたザネがペナルティエリア左から折り返し、アグエロがゴール。1-1とする。

 これで本来のペースをつかみたいシティはボールを支配して逆転を目指した。だが、攻撃に破壊力が欠け、守備ではラポルトにミスもあり、前半は1-1のままで折り返した。

 後半も同じような展開で進んでいく。ホッフェンハイムのカウンターにそれほど怖さはないが、なかなかリードすることができない。73分にはザネが抜け出して決定機となり、前に出たGKと接触して倒れたように見えたが、主審の笛は鳴らず。シティはフラストレーションをためていった。

 それでも、ダビド・シルバは一瞬の隙を見逃さなかった。シティは87分、左サイドからクロスを入れるが、これは精度を欠いてニアでカットされる。だが、ここを狙っていたダビド・シルバがトラップしたところでボールをかっさらい、すぐさまシュート。これが逆転弾となった。

 これが決勝点となり、シティは苦しみながらも2-1で逆転勝利を収めた。

【得点者】
1分 1-0 ベルフォディル(ホッフェンハイム)
8分 1-1 アグエロ(マンチェスター・シティ)
87分 1-2 ダビド・シルバ(マンチェスター・シティ)

【了】

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